仕事をする上で商談や会議、業務の相談等を行う機会はたくさんあります。人と話すことはオフィスワークと切っても切ることができない行為です。
コミュニケーションをとることで仕事をしやすくなる、信頼関係が築けるなど嬉しいメリットがある反面、気になることがあるのは口臭問題です。自分では気づきにくいものの、一度相手に気になる仕草をされたとき、焦ってしまうかもしれません。
人に指摘されてショックを受ける前に、しっかりケアをしてみませんか。原因や予防方法を知るだけで、人の多い東京の賃貸オフィスでも自信をもって仕事に取り組めるようになります。
ショックを受ける前のケアが大切
臭いの問題はとても深刻で、最近ではスメルハラスメントとして注目を集めています。ハラスメントは意図的かそうでないかに関係なく、相手が不快に思ういじめやいやがらせになるという意味があります。
スメルハラスメントには体臭、香水などの臭いも含まれますが、東京の賃貸オフィスなどにおいて特に何とかしてほしい、嫌な臭いに感じるとして上位に上げられるのが口臭です。
口臭は鼻と口が繋がっていることから自身では気づきにくく、親しい人でも相手に直接、というのはなかなか言いづらいものです。直接指摘されるとショックでなかなか立ち直ることができず、オフィスの関係者に伝えられると退職を考える人もいるほどです。
不自然に換気を行ったり、顔の前で手をパタパタ仰ぐようなあからさまな対応をされたりすると、臭っているサインなので注意が必要です。
自分の臭いに不安を覚えるなら、毎日しっかりとケアをしましょう。面倒でも毎日きちんと続けると、不快な臭いを防げるようになり、コミュニケーションを取る時に自信をもって会話を行えるようになるはずです。
口臭の原因とは？
【たんぱく質の分解や発酵】
口臭は、食べかすや剥がれ落ちた粘膜の中に含まれるたんぱく質が、口にある雑菌により分解されたり発酵したりすることで発生します。特に舌の上にある舌苔は細菌の温床と言われることもあるほど強い臭いが発生してしまうところです。
鏡を使って舌を見た時に、白っぽい汚れがたくさんついている人はたんぱく質や細菌が多い印なので注意しましょう。
【口の中の乾燥】
唾液がしっかり出ているかどうかもポイントです。唾液には口の中を洗浄、自浄する働きがあり、唾液の量が少なくなると臭いの元になる細菌の繁殖につながります。よく噛む、よく話すことで唾液腺が刺激され適切な量を出せるようになります。
起床時や食事の間隔があいてしまった、緊張しているなど、口腔内が乾燥している時は唾液量が減っているサインです。
【歯周病や腸の不調】
歯周病は歯垢が歯に溜まることでかかりやすくなります。歯垢には細菌が多く付着していて、これが臭いの原因となってしまいます。特に炎症は大量のたんぱく質と細菌が分解されているサインで、強い臭いが発生します。
他にも体調が悪い時には腸の不調などで一時的に臭うことがあり、お酒やニンニク料理を食べた後も血液中の嫌な臭いが肺を通って、鼻や口から口臭となって表れることがあります。
オフィスでできる簡単な口臭ケア
しっかりケアをし、同僚や仕事の関係者から不快に思われないよう口臭予防をしましょう。
【食後の歯磨きや舌磨き】
効果的なのは食後の歯磨きです。歯の隅々までしっかりブラッシングを行います。歯ブラシが届きにくいところはフロスなどを使うと歯垢汚れを落としやすくなります。
この時に舌も一緒に磨きましょう。舌には汚れが付きやすいですが、力強くゴシゴシと磨いてしまうと舌を傷つけることがあるため、優しく丁寧に行います。歯磨き後に口をゆすげばケアは完了です。
【ガムやタブレットを噛む】
忙しくて歯磨きを行うことができない人や、賃貸オフィスや東京などへ出かけることが多い人は、ガムやタブレットを噛んで唾液の分泌を促しましょう。唾液をしっかり出すことでケアが行えます。
ただし、甘いガムやミントキャンディーは糖分が多く、口の中に糖分が残りやすくなるので毎日の歯磨きは必要です。
【水分の補給】
口の中が乾燥して臭いを感じるなら、水分を補給してケアしましょう。水やお茶などカフェインが含まれていないものがおすすめです。細菌は水に溶けやすい性質があるので、水分を補給すると汚れを落とすことが可能になります。
特に緑茶には消臭効果があるのでおすすめです。
まとめ
オフィスの口臭問題は、人によっては非常に深刻な内容です。しかし、食後に定期的な歯磨きをしたり小まめに水分補給を行ったりすることで、口内環境は変えることができます。
これらのケアは簡単に行える方法ばかりで、東京の賃貸オフィスを含めて、場所や時間を問わずに行えるものばかりです。とりあえず試してみるというだけでもおすすめです。
しっかりと対策を行うことで、大きな商談においても成果が変わってくるかもしれません。
