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ストレスチェックとは?導入のメリットを解説

2021年08月26日 ワークスタイル

毎年のストレスチェックが必要で、会社によっては面倒だと感じている経営者の方もいるかもしれません。
しかし、導入されているのはそれだけの意味があるからで、あらためてそのメリットを確認してみましょう。
制度の基本的な概要から、政府が導入を決めた理由を紹介します。

ストレスチェックとは?

ストレスチェック制度は、2015年に創設されました。
創設された背景は、社会でストレスによる問題が出てきたためです。
ストレスチェックは労働者を守るため重要だと判断され、会社で義務化されました。

対象となる会社は、常時使用する動労者50人以上の場合です。
当てはまる会社は、毎年1回のストレスチェックを実施しなければなりません。
対象となる従業員は、派遣・パート・アルバイトに関わらず従業員全員です。

チェック方法は、いくつかの設問に答えていくやり方です。
いくつかの項目に記入が必要なものから、ウェブサイトを通して簡単に答えられる方法もあります。
厚生労働省が作成した簡易調査票を使えば、実施がスムーズでしょう。
また、職種により簡易調査票の内容を変えることもできます。

ストレスチェックを会社で導入するメリット

会社でストレスチェックを実施することは、多数のメリットがあります。
メリットは従業員にあるだけでなく、会社にとってもあるでしょう。
導入は手間がかかりますが、実施するメリットをもう一度確認してみてください。

職場環境の改善につながりやすい

従業員全員がチェックすることで、職場内の環境を可視化できるでしょう。
多くの従業員のストレス度合いが高ければ、職場のどこかに問題があります。

職場の環境が悪く従業員の精神に影響を与えれば、病気を抱える恐れがあるでしょう。
うつ病は一生抱えるリスクのある病気であることから、早めの対策が必要です。
環境の問題を可視化できれば、従業員の心身の健康を守ることにつながり、仕事のパフォーマンス向上にもなります。

従業員にストレスを自覚させる

ストレスの度合いは本人にわかりにくく、制度を利用することでストレスを自覚させる狙いがあります。
とくに真面目で努力家の従業員ほど、ストレスを自覚しても頑張りすぎてしまうものです。
また、上司から休んだほうがいいと助言されても、本人が自覚していなければ意味がないかもしれません。
制度によるデータなら、客観的な立場から自分を見つめ直すことができます。

イメージダウンの予防になる

従業員がうつ病になり自殺してしまえば、会社にとっても大きな損失です。
一度悪いイメージがつくと、取り除くのは容易ではないでしょう。
制度で事前に従業員のストレス度合いを確認できれば、早めに対処ができます。
ストレスが大きい従業員には、休暇をとらせる、または医師の診察を受けるよう指導が可能で、リスク対策になります。

ストレスチェックを会社で導入する際のポイント

会社でストレスチェックを導入する場合は、いくつかの注意点があります。
導入の目的は従業員のストレスを事前に把握する点です。
チェックするだけが目的にならないよう注意するようにしましょう。

従業員に受けるよう呼びかける

会社に実施する義務はありますが、従業員が受ける・受けないかは自由です。
しかし、ストレス度合いを把握するため、できるだけ受けてもらうよう呼びかけましょう。
実施率が低い会社では、ストレスチェックのメリットを従業員に伝えるようにしてください。

気になる従業員は面接を行う

ストレス度合いの高い従業員がいたら、面接を行いましょう。

高ストレスという結果が出た人が医師の面接を受けるには、従業員自らが医師の面接を申し出る必要があります。
従業員任せにしていると、心身への負担が増すかもしれません。

気になる従業員がいたら、会社での面接を実施するようにしてください。
必要であれば、医師との面接を引き合わせなければなりません。

部署ごとのデータもチェック

高ストレスと判断された従業員がいるなら、部署ごとのデータをチェックしましょう。
集団分析では、原則10人以上のグループでチェックします。
特定の部署のみ悪いデータが出るようであれば、職場環境の改善が必要です。

従業員の不当な扱いをしてはいけない

ストレス度合いの高い従業員がいたとしても、不当な扱いをしてはいけません。
解雇や左遷では本質を改善できず、新たにストレスを抱える従業員が出る恐れがあります。
そもそも不当な扱いは法律に違反しているため、絶対にしてはならないことです。

また、従業員はチェックを受ける・受けない自由や、面接指導の申し出をする・受けない自由もあります。
従業員の権利を理解したうえで、提案するようにしてください。

結果の通知と保存

ストレス状態の評価ができるのは、医師などの有資格者のみです。
結果が出たら本人に直接通知されます。
会社は、本人の許可なく結果を見ることはできないため注意してください。

また、結果は実施者が5年間にわたり保存の義務があります。
ここでも第三者に見られないよう、厳重に保管しなければなりません。

制度の概要やメリットを見直して、会社でも実施してみましょう。
従業員のストレスを確認することで、本人にストレスの度合いを実感してもらいます。
また、職場環境の改善に役立てば、仕事のパフォーマンスも向上しやすいでしょう。
もう一度ストレスチェックの導入の意味を考えてみましょう。


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