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温度だけではない!これからのオフィスには湿度管理も必要

2020年11月16日 ワークスタイル

寒くなるにつれて、空気はどんどん乾燥していきます。中でも東京は、47都道府県で最も湿度が低いと言われています。
温度や湿度は目に見えるものではないからこそ、集中して業務に打ち込むために、もっと気を遣いたいものです。
ここではオフィス内の乾燥の理由と湿度の大切さ、そして打開策について紹介していきます。

オフィスが乾燥しやすい理由

一日の大半をオフィスで過ごす人にとって、意外に気になるものの一つが乾燥です。特に寒い季節になると朝から晩まで空調設備に頼ることになり、乾燥してきます。室内温度を上げるために空気を暖めているうちに空気中の水分が奪われて、湿度が低くなって乾燥状態に陥ります。
しかし自宅とオフィスを比較すると、後者の方が乾燥しているように感じられやすいのはなぜでしょうか。

気密性が高い

東京をはじめとする首都圏のオフィスの多くはビル内にあり、外からの風や光を遮断してその分空調の効率を上げるため、気密性が高いつくりになっています。それに加えて、オフィスでは水周りの設備が給湯室などのように区切られた場所に設置されており、自宅に比べて空気中の水分量がどうしても少なくなってしまいます。

空調設備の調整が難しい

気密性の高いビル内のオフィスでは、窓を開けて換気をするよりも、エアコンなどの空調設備で室内の空気の清浄化を行うために、暑さ寒さに関係なく通年で起動させているところが多く見られます。ところが、オフィスのエアコンには湿度の調整機能がついていないタイプが多いので、送られてくる風は水分を含まず乾燥しています。
自社ビルであれば好みのエアコンへの交換もしやすいのですが、賃貸オフィスならばあらかじめ備え付けられているものをそのまま使用して、出費を抑えたいケースもよくあるでしょう。
こうして、一年中エアコンからの乾いた風が室内に送り込まれるため、オフィス内はどんどん乾燥していきます。

ほどよい湿度を保つことの重要性


地球温暖化の影響を受けて、室温への取り組みがなされるようになって久しく経ちます。その一方で、乾燥に関してはまだまだ無頓着であると言っても過言ではない状況です。ジメジメしているよりもカラッとしているほうが心地良いと考えている人も少なくありませんが、ある程度の湿度を保つのはむしろメリットがあります。

ウイルスの活性化を防いでくれる

現在もなお猛威を振るうコロナや、冬になると爆発的に増加するインフルエンザなどのウイルスは、乾燥状態が続くと活性化すると一般的に言われています。なぜなら、空気中の水分量が減少するとウイルスもまた表面の水分が失われて、浮遊しやすい状態になるからです。
さらに人間の体内も乾燥して粘膜の働きが弱り、気道などにウイルスが侵入するのを防ぎきれなくなります。
そのため、空中に適度な水分が保持されていればウイルスの活性化を抑えられます。

快適な状態で仕事ができる

1972年に発行された事務所衛生基準規則では、オフィスにおけるさまざまな衛生基準が述べられており、その中で室内の温度は17から18度、湿度は40から70パーセントにするよう定められています。
オフィス内の乾燥は、いろいろな形で身体の異常を招きます。特に現代はパソコンを使用する業務が多く、そこに乾燥がプラスされてドライアイなどの目のトラブルを発症しやすくなります。
気温ばかりに目を向けがちですが、湿度にも気を配ってこそ快適な職場環境が確立します。

乾燥を防ぐ快適な職場作りの工夫


温度はエアコンである程度調整できるとはいえ、湿度については備え付けの空調設備には頼れません。東京のような大都会では長時間窓を開けておくと騒音などの問題がありますし、もし賃貸オフィスなら空調設備そのものを交換するのが難しくなります。乾燥を防ぐために、従業員一人ひとりが何らかの対策をするには限界があります。誰もが快適な状態で業務を進められるよう、会社側からも温湿度計だけに頼らず何らかの対策を施すのが望ましいです。

加湿器の設置

会社で業務用加湿器を用意するのは有効な方法です。オフィスの規模によって価格に違いはありますが、特に乾燥が気になる冬季のみレンタルするという選択肢もあります。あるいは、卓上用加湿器を数ヶ所に設置するのもよいでしょう。
エアコンの調整がままならない賃貸オフィスにとって、加湿器のみを設置するのは比較的負担がかからない方法となります。個人で設置したいのであれば、USB電源タイプがコンパクトで便利です。

水分補給の推奨

ウイルスが侵入しないようにするために、こまめに水分補給をして体内の乾燥を防ぐのも手です。朝礼などでの声がけなどの喚起はもちろんですが、オフィス内に水分補給を促す貼り紙をしたり、あえてドリンクタイムを設けたりすると、各自の意識が高まります。ウォーターサーバーを設置して積極的に水分補給をしたくなる環境を整えるのもよいでしょう。
あるいは、あえて蒸気が出るタイプの電気ポットにすれば、加湿器の役割も果たしてくれて一石二鳥です。

まとめ

温度や湿度は、個人によって感じ方が違う非常にデリケートな問題でもあります。特に湿度は、これまであまり重要視されていなかっただけに、今後各企業で取り組むべき課題の一つです。とはいえ、気持ち良く働くためにはどうしても個人で工夫をしていく必要も出てきます。コロナ対策と同様、自衛の意識を持って考えていきましょう。


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