新しく事業を始める方のなかには、オフィス選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか。

「駅から近い方がいいけど、賃料が高すぎる・・」「そもそも何を基準に選べばいいかわからない・・」という思いは、誰もが感じるものです。

そう何回も移転できるものではないですし、できるだけ後悔しない物件を選びたいですよね。オフィスの立地や内装によって、快適さは大きく変わってきます。

騒音やアクセスの良さは、営業効率や業績にも影響を与えるので、オフィス選びは事業の核となるといっても過言ではありません。特に東京はオフィスの量が膨大なので、きちんとした手順で探せば高確率で理想のオフィスが見つかります。

今回は、皆様が希望の東京オフィスを見つけられるよう、おすすめの検索サイトを6つご紹介します。

賃貸オフィスの探し方【失敗しない7つのポイント】

賃貸オフィスの探し方【失敗しない7つのポイント】

「オフィス選びは、何から始めればいいのかわからない・・・」という方のために、物件を探すうえで重要な7つのポイントを紹介します。

ポイント1.交通アクセス

駅からオフィスまでの距離はもちろんですが、サイト上で「駅から〇分」とされている数値は、「1分80m」という計算のもと行われているという点に注意が必要です。所要時間が短くても上り坂が多くて通勤に不便だったり、信号や踏切が多くて倍以上の時間がかかったりするケースもあります。実際に歩いて確認してみましょう。

また、駅近のオフィスでも「電車の音がうるさすぎて集中できない」「高架線で太陽光が差し込まない」という例も数多くあります。こちらも内見の際にチェックしておきましょう。

ポイント2.周辺環境

オフィス周辺の雰囲気や、コンビニ・レストラン等が近くにあるかは、重要なポイントです。食事の選択肢が広がると、社員の満足度アップやモチベーションの向上に繋がります。車で出社する社員や来客がいる場合には、駐車場の有無も確認しましょう。

無い場合には、周囲に月極駐車場やコインパーキングがあるか、加えてチェックしておく必要があります。

ポイント3.業種にあったエリア

地域によっては、「特定の業種が集まるエリア」というものがあります。オフィスの周辺に同業者が集中していれば、ビジネスチャンスが広がるので、周囲にオフィスを構える企業ジャンルを確認しておきましょう。

また、打ち合わせや、納品から発注までの手続きを1つのエリアで完結できれば、タイムパフォーマンスが向上します。営業効率をあげるという面でも、エリア探しは重要なポイントです。

さらに日本では、住所によって企業のレベルを判断する文化がいまだに根強く残っています。一等地でオフィスを探すというのも、企業の信頼度や権威を示すには有効な手段です。

ポイント4.管理状況

共用部分(エントランス・エレベーター・廊下など)の清潔感は、企業イメージに影響をあたえます。企業の顔となるオフィスの建物管理が行き届いているか、どのような印象を来客に与える可能性があるか、客観視して確かめてみましょう。

ポイント5.エレベーターの有無・広さ・台数

エレベーターの有無は、物資の搬入時をはじめとして業務の効率に影響を与えます。また、エレベーターが物資を運ぶのに足る大きさであるかの確認も必須です。

ポイント6.電気容量

ブレーカーのアンペア数を確認し、電気容量が足りるかを調べましょう。ブレーカーが落ちるとパソコン内のデータが失われ、大きな損害につながる可能性があります。

ポイント7.天井高・日当たり

天井の高さは開放感に影響を与え、低いと圧迫感や窮屈感を与えます。逆に天井高が高いと開放感はあるものの、高すぎると「通常サイズのカーテンでは対応できず、高いコストがかかる」「電球交換が大変」「冷暖房効率が悪く、電気代が膨大に・・・」というようなデメリットもあります。

一般的には、天井高2400~2500mmが標準であり、2600~2700mmはかなり高い部類に入ることを覚えておきましょう。日当たりは、強すぎず弱すぎずの適度な光量がオススメです。一般的なオフィスでは、電気量の2割を照明が占めているといわれているほどなので、節電の面でも日当たりは重要な要素になります。

日当たりの良い場所にはデスクや受付カウンターを、日当たりの悪い場所には資料倉庫や機材を置くというような工夫をしてみましょう。

賃貸オフィス探しは「東京事務所探しプラス」がおすすめ

賃貸オフィス探しは「東京事務所探しプラス」がおすすめ

新しくオフィスを探している方におすすめしたいサイトが、「東京事務所探しプラス」です。東京都内のオフィスを専門としており、数万件ものオフィスを紹介しています。

特に、「東京事務所探しプラス」で物件探しをすると豊富な特典を利用できるので、契約後も多数のメリットがあります。

経営者が将来的に直面する「事業成長ゆえの悩み」に先回りする特典サービス

●専門家(企業・弁護士・会計士・行政書士・不動産)紹介が無料

事業を運営する上で、人的ネットワークは欠かせません。何かトラブルが発生した際、相談したり情報を提供してもらえる人がいたりすると安心ですよね。

そこで、東京事務所探しプラスは無料で専門家の紹介を行っています。コンシェルジュサービスを利用すると決まった場合も、ご優待条件で利用することができます。

●ITインフラ関連のサービスが割引

提携会社のネットナレッジ株式会社による、3つのサービスを割引価格でご利用できます。一つ目は、ITインフラ(電気・電話・ネットワーク設備・LANの配線)の移動や出し位置の変更を無料で委託することができます。これは、入居後2か月以内までの限定サービスなので、早めに設備を整えましょう。

二つ目は、ITインフラの設備導入サービスを割引価格で利用できます。通常のお値引きからさらに10%オフになるので、かなりおトクです。

三つ目は、NTTのキャリア申請の代行や立会いを無料で依頼できます。要件や希望を伝えた上で最適なサービスを提案してくれるため、ITに詳しくない方でも安心してご利用できます。

転移後の成長を見通した各種特典サービス

●福利厚生サービスが無料

東京事務所探しプラスは株式会社ベネフィット・ワンと提携しているため、同社の提供している福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」を1年間無料で利用することができます。

従業員のモチベーション向上は業績の好転にもつながるので、会社側にとっても嬉しいサービスとなっています。今回はその中から一部ご紹介します。

●スポーツステーションで割引

健康を維持したり、仕事の集中力を高めたりするためにも、日々のスポーツは重要になります。スポーツステーションでは、フィットネスやジムをはじめとして、幅広いジャンルのスポーツ施設を割引価格で使用できます。

ゴルフ場やゴルフレッスンもリーズナブルに利用できるので、接待などでも大活躍です。スノーリゾートやマリンスポーツなど、お得に社員旅行を計画してみてはいかがでしょうか?

●グルメステーションで割引

外食は社員同士の交流の場でもあるので、お得に利用できたら嬉しいですよね。グルメステーションでは、会社近くのレストランや居酒屋などのクーポンを提供しています。曜日や時間帯によっては50%オフとなることもあるので、要チェックです。

また、Web予約用の割引サービスは、記念日のパーティや忘年会などにオススメです。

●学ぶステーションで割引

社員のスキルアップには、資格や英語の学習は必須ですよね。学ぶステーションでは、無料でeラーニングやオンライン英会話を受講することができます。さらに、ITやプログラミング関連の講座を社員が受講すれば、営業効率アップにも繋がります。

以上、3つのステーションを紹介しました。

他にも、

  • レジャー 
  • 育児
  • ハウジング 
  • 健康
  • 介護
  • 旅行
  • エネルギー
  • ビューティ

など様々なジャンルがあるので、ぜひチェックしてみてください。

●貸し会議室が割引

東京事務所探しプラスは、ワイム総合企画株式会社のグループ会社であるため、同社の提供する貸し会議室をリーズナブルに利用できます。

貸し会議室は

  • 高田馬場
  • 御茶ノ水
  • 赤坂 
  • 荻窪
  • 立川
  • 新宿
  • 神田

にあり、どこもアクセスの良い場所なので、顧客との会議等にぴったりです。初回は半額、二回目以降も5%オフとなるので、継続して利用したいですね。

東京事務所探しプラスご契約の流れ

東京事務所探しプラスご契約の流れ

1.物件探しのご相談

問い合わせフォーム、又はお電話にて相談することができます。お電話の場合の受付時間は、9:30-18:00になります。

2.物件情報のご提案

東京都内の25,000件を超える物件の中から、あなたの希望条件に合致した物件のみを提案します。

3.物件のご内見

提案された物件の中から、ご自身で選んだオフィスに内見へ行きます。現地においても、専門家の目線からアドバイスや情報を提供してくれるので、比較検討がしやすいです。

4.現地調査(気に入った物件の内装工事や改装のための現地調査)

物件の現地調査では、以下の事項を行うことを強く推奨します。

●オフィス全体の面積の実測

天伏図等をサイト上で確認できることもありますが、トラブルを防ぐためには欠かせない項目です。

●コンセントや照明、空調、非常口、防災装置の位置確認

実際にその場で働くことをイメージし、不便な点はないか確認しましょう。

●玄関やドア、エレベーター、廊下のサイズ計測

物資の搬入時に「物が運べない・・」という状況をなくすためにも、確認しておきましょう。

●電気関連の確認

オフィスでは、大量の電気機器を使用することが想定されます。ブレーカーが落ちて業務が停止することが無いよう、予め電気の割り振りをチェックしてきましょう。

5.申し込み手続き

希望の物件が見つかったら、 入居申込書を作成し、必要書類とともに提出します。この時点では、希望のオフィスに入居できるかどうかは確定していません。オフィスによっては手付金が必要となることもあるので、事前に確認しておきましょう。

6.審査(貸主・保険会社による審査)

提出された申込書をもとに、貸主・保険会社による入居審査が行われます。審査基準はそれぞれですが、主に会社の信用度がチェックされます。業種や法人・連帯保証人の支払い能力、過去の支払い実績、事業の将来性等が審査基準となることを頭にいれておきましょう。

7.契約手続き、重要事項説明(特典サービスのご案内)

一部の物件を除き、契約における仲介手数料は無料になります。契約後は、重要事項と賃貸借契約の説明をうけます。この際に特典サービスの案内もされるので、確認しておきましょう。

また、オフィス移転のための必要事項を列挙し、相談の上で希望のサポートを受けることも可能です。必要であれば、移転時の引っ越し業者の監督も委託できます。

8.物件の引き渡し

ご契約の完了後、鍵の受け渡しとなります。

賃貸オフィス・事務所の賃貸借契約書で確認すべきこと

賃貸オフィス・事務所の賃貸借契約書で確認すべきこと

契約書の確認事項について

●使用目的

物件によっては、使用目的を限定しているものもあります。居住用と定められている物件をオフィスとして使用すると、契約違反となるので注意が必要です。東京事務所探しプラスでオフィス選びをすれば、契約に違反する可能性がないので安心ですね。

●契約解除

賃貸契約書には必ず契約解除に関する説明があり、契約解除の詳細な条件が設定されていることがあります。この事項のチェックを怠ると、知らぬ間に退去要請をされることがあるので要注意です。事業を行う上で、契約解除の条件が無理あるものではないか、事前に確認しておきましょう。

●禁止事項

物件を借りる上で、禁止されている事柄が記載されています。この欄に含まれていなくても、禁止事項に当てはまるか迷った際に自分で判断するのは危険です。トラブルを未然に防ぐためにも、必ず契約者に確認をとりましょう。

●特約事項

賃貸契約書に書かれている事項とは別に、一般的には契約書の末尾に「特約」として記載されています。特約には重要な事項が記載されているので、必ず確認しておきましょう。

例えばフリーレントの契約の場合、一定期間以下で解約すると違約金が発生したり、フリーレント期間中は賃料以外の費用がかかったりするといった規約が記載されているケースがあります。

契約書のお金に関する確認事項について

●保証金

保証金は、契約期間を満了した際に返金されます。途中で退去する場合は会社によって返金のタイミングが異なるため、確認しておきましょう。

また、保証金は全額返還されるとは限りません。

  • 償却費:解約時に無条件に差し引かれる費用
  • 原状回復費:故意または過失により、建物を損傷させたてしまった場合に修理・復旧のために払う費用

以上の2つが差し引かれる可能性があるので、念頭においておきましょう。

さらに、住宅の場合は賃料の2,3ヶ月が相場ですが、オフィスの場合は賃料の6~12ヶ月分と高額になるので、注意が必要です。グレードの高いオフィスビルでは、さらに高くなるケースも珍しくありません。

●違約金・損害賠償金

違約金は、借主が契約に違反した場合に支払う金銭のことです。損害賠償は、契約違反や不法行為によって相手方に損害を与えた場合に支払う対価のことです。早期退去や契約成立前のキャンセルによっても、賠償が生じる可能性があります。

●原状回復義務

借主は、退去時に「借りる前の状態に戻す義務」があります。しかし、経年劣化や通常消耗等、通常の暮らしをしていて消耗したものの回復に関しては支払いの義務はありません。この事項に関しては、特約に詳細な記載がされていることが多いです。トラブルを避けるためにも、負担範囲をしっかり確認しておきましょう。

おすすめの賃貸オフィスの探し方6選

東京事務所探しプラス以外の賃貸オフィス検索サイトを6つ紹介します。

1.officee

officeeは47株式会社が運営している、全国対応の賃貸オフィス検索サイトです。20坪前後の小規模オフィスから、1000坪以上の超大型オフィスまで、多種多様な物件を紹介しています。「物件を探す時間がない」「プロの目線で選んでほしい・・」という方は、無料でオフィス探しの委託が可能です。

移転後も、レイアウト設計や家具購入など、アフターサポートが充実しています。仲介手数料は一切かかりませんし、契約実績6000件超えであることから信頼性に定評のある会社なので、お気軽にご利用ください。

2.オフィスナビ

オフィスナビは、12,000件以上の仲介件数を誇る、国内最大級の賃貸オフィス情報サイトです。毎日7,000件以上の物件情報を更新しているため、日々新しい情報に触れることができます。

また、「地震に強いビル」「大通り沿い」「保証金・敷金が安い」など様々な条件で検索できるので、ご自身の希望に合った物件が見つかりやすいです。

さらに、オフィスレイアウトのサンプルを無料で入手できたり、新たに作成を依頼できたりします。「レイアウトは専門のスタッフに任せたい!」という方は、まずオフィスナビをご利用ください。

 3.ホームズ

ホームズは、業界最大手の不動産・住宅情報サイトです。CMでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?ホームズの強みは、オンラインで手続きを完結できることです。

オンライン内見では、洗濯機や冷蔵庫を置く位置を計測してもらったり、気になる個所を映してもらったりできます。重要事項説明や契約までリモートで行えるなんて、凄いですよね。

さらに、ホームズは「賃貸料金で総合No1」の称号を獲得しているので、「信頼できる会社に依頼したい!」という方にオススメです。

4.ゼロオフィス

ゼロオフィスは、東京や大阪など、都市部の賃貸オフィスを掲載しているサイトです。電気機器の設置やレイアウト作成・工事・家具の購入・引っ越し手配などを一括して委託できる、ワンストップサービスの提供を行っています。

手間をかけずに移転を完了できるので、手続きが一段と楽になります。また、土日祝日も内覧に行くことができます。迅速な対応にも定評があるので、忙しく時間をあまり割けない方にオススメの会社です。

さらに今年中に申し込むと仲介料が無料となるので、迷い中の方はお早めの申し込みをオススメします。

5.オフィス移転navi

オフィス移転naviは、1万件以上の豊富な物件を取り扱う、東京都専門の賃貸オフィス検索サイトです。希望のエリア・坪数・賃料を入力するだけで、無料でオフィス探しを依頼することができます。

ご自身で探される場合も、無料で移転相談会に参加することができます。実際にプロに相談することができると安心ですし、スムーズに物件を決めることができますよね。「調べても調べても良い物件が見つからない・・」という方は、お気軽にオフィス移転naviへお問い合わせください。

 6.貸事務所.COM

貸事務所.COMは、東京・横浜・埼玉のオフィスを紹介しているサイトです。賃貸オフィス検索サイトの中で、最も多くの写真・図面を掲載しています。外観はもちろん、室内設備の写真も豊富なので、サイト上で内見を疑似体験することができます。「忙しくて内見に行く時間がない・・」「とりあえず早くオフィスを決めたい!」という方におすすめです。

また、オフィス移転に関する手続きの、全面的なサポート体制が整っています。内見からオフィス移転計画・工事・不用品の廃棄にいたるまで、包括的なアシストを依頼することが可能です。オフィス移転の経験が無い方でも、安心して任せることができますね。

まとめ

今回は、賃貸オフィスの探し方をテーマに、失敗しないための7つのポイントや6つのおすすめサイトなどを紹介しました。

多くの人にとって、賃貸オフィス探しは何度も経験するものではないので、費用や、手配のタイミング、選び方の基準など、わからないことが多いのは当然です。この記事を参考に、スムーズな賃料オフィス探しを実現しましょう。

東京事務所探しプラスでは、貴社の希望にマッチする賃貸オフィスをご紹介しております。ぜひ東京事務所探しプラスで理想のオフィスを見つけてください。