「オフィスのエアコンは点検すべき?」

「オフィスのエアコンを掃除することはできる?」

このように思っていても、オフィスのエアコン点検や清掃の方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、オフィスのエアコン点検・清掃方法について詳しく紹介します。

オフィスの空気がカビ臭い、エアコンをつけると咳が出るとお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

オフィスのエアコン点検が必要な理由

まず、オフィスのエアコンの点検が必要な理由を2つ見ていきましょう。

理由1.業務用エアコンは法令で点検義務が定められている

家庭用のエアコンとは違い、オフィスにある業務用エアコンは「フロン排出抑制法」により定期的な点検が法律で義務づけられています。

業務用エアコンや空調機器に使用されるフロンは地球温暖化を引き起こす「温室効果ガス」であるため、フロンが漏出していないかを確認するためです。なお、簡易点検は3か月ごと、定期点検は1~3年ごとに行う必要があります。

理由2.清掃を怠ると健康被害を及ぼすことも

エアコンは定期的な清掃を行わないと、フィルターや内部の部品などにカビやホコリといった汚れが溜まります。そのまま使用し続けると、アレルギーなどの健康被害やエアコンの不具合・故障が発生することもあります。

オフィスの空気の汚れはエアコンが原因

オフィスの空気の中に、目に見えない、カビの胞子やホコリが蔓延していると、アレルギー反応の原因となります。

オフィスの空気の汚れの大半は、空調設備が原因です。オフィスの中にいても、喉がいたくなる、目が痛くなる、鼻水がとまらなくなる、くしゃみやせきがでる。などは、オフィス内の空気が汚れていることが原因でアレルギー反応がでている可能性があります。

エアコンの中はカビの温床

エアコンの内部はカビが増殖しているケースが多くあります。特に5月~9月頃の湿度が高い時期にカビは繁殖します。そして、カビは、胞子を飛ばすため、カビが繁殖しているエアコンを使うとオフィスの中にカビの胞子が拡散され続けます。エアコンのスイッチをオンにする度にカビの胞子がオフィス中を飛びまわることになります。

カビとアレルギー

現在の人の多くが、アレルギーによる症状があると言われています。オフィス内の空気の中には、ダニや花粉やホコリが蔓延してしまうと、免疫力の弱っている人やアレルギー反応を起こす人は、体に症状が起こります。

カビが原因で起こるアレルギー

アレルギー性鼻炎
アレルギー性皮膚炎
アレルギー性結膜炎
アレルギー性喘息

オフィスのエアコンを点検・清掃する方法は?

湿度が高くなる時期になると、アレルギー反応を起こして、目が赤くなったり、鼻水がでたり、咳きが止まらなくなったり、痰がからむなどの症状の人が増えてきます。その原因は、カビかも知れません。

カビは、隠れているところで繁殖しているケースが多く、オフィスや住宅では、エアコンの内部のアルミフィンやシロッコファンなどが、カビの温床になっているケースが多いです。

特にシロッコファンは、風を外に送る部品で、クルクルと回転する風車のような形状になっています。この風車の役割をしている、一枚一枚の羽のところにびっしりとカビが増殖している場合があります。そうするとエアコンを使う度にカビの胞子がエアコンから噴出すことになります。

オフィスのエアコン清掃はプロに相談しよう

オフィスのエアコンを掃除することでエアコン内部のカビを一掃することができます。エアコンは、電化製品なので、内部には基盤と言われる、電気回路などが集中している箇所があり、電気基盤は、水の浸入で、直ぐに壊れる箇所となっています。

エアコン内のカビを一掃するためには、専用の洗剤を使い、内部を分解して、洗剤と水で洗浄をする必要があります。事故の原因にもなりますので、自分では絶対に行なわないでください。必ずビル管理のプロに相談してください。

室外機や空気ダクトも清掃する

また、オフィス内の空気の汚れを一掃するためには、エアコンだけでなく空気ダクトの掃除も必要になります。空気ダクト内部は、ホコリの温床です。ビル管理のプロに相談してください。エアコンの清掃は、室外機の掃除もおすすめです。

室外機は、外にあるため、内部がホコリなどでかなり汚れています。古い大規模のビルは、特に汚れています。エアコンの室外機の汚れを一掃するとエアコンの電気消費量が50%以上、減るケースもあります。室外機の汚れが原因で、電気量を多く消費しているケースが多くあります。

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