新川は、東京都中央区に位置する隅田川沿いのエリアです。
新川という名前の駅は存在せず、最寄り駅は東京メトロ日比谷線・東西線の茅場町駅、または日比谷線・JR京葉線の八丁堀駅になります。
隅田川テラスの一角をなす新川公園を中心に、永代橋や新川大神宮といった歴史ある名所と、オフィスビル・タワーマンションが共存する街です。
この記事では、新川の観光スポットや隅田川テラスの見どころから、周辺の商業・公共施設、そしてオフィス移転先としての魅力まで、まとめてご紹介します。
目次
新川ってどんな街?
新川は東京都中央区、隅田川の西岸に位置するエリアです。
かつては「霊岸島」と呼ばれた埋立地で、酒問屋の集積地として栄えた歴史を持ちます。
現在は大規模なオフィスビル群と、リバーシティ21新川などのタワーマンション群が共存する街並みが特徴です。
新川の詳しい成り立ちや交通アクセス、オフィス賃料相場については、「新川の特徴は?現代までの歴史や交通アクセス、賃料相場などを解説!」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
隅田川テラスの見どころ
新川エリア最大の魅力は、隅田川に面した水辺の景観です。ここでは、隅田川テラス沿いで特に人気の高いスポットを紹介します。
新川公園
新川公園は、永代橋と中央大橋の間、隅田川のスーパー堤防上に整備された南北に細長い公園です。
1993年4月に開園し、面積は約7,400平方メートルです。
園内にはソメイヨシノなど約60本の桜が植えられており、春は花見スポットとしても賑わいます。
夜になるとタワーマンション群や永代橋のライトアップが川面に映り込み、テレビドラマやCMのロケ地としてもたびたび使われている、隅田川テラスを代表する景観スポットです。
〒104-0033 東京都中央区新川一丁目31-1
霊岸島水位観測所
隅田川テラスを歩くと出会う、独特な形をした構造物が霊岸島水位観測所(旧称:霊岸島検潮所・量水標跡)です。
水鳥が羽ばたく隅田川を眺めながらひと息つける、写真映えするスポットとして知られています。
お隣の月島が舞台となった人気マンガ・アニメ「3月のライオン」の劇中にも登場し、聖地巡礼で訪れるファンも少なくありません。
参考:中央区公式サイト
永代橋
永代橋は、隅田川下流に架かる清洲橋・勝鬨橋とともに、2007年(平成19年)6月18日に国の重要文化財(建造物)に指定された歴史ある橋です。
いずれも中央区と江東区を結ぶ鋼製橋梁で、永代橋は関東大震災後の復興事業を象徴する構造・意匠を持っています。
現在の橋は大正15年(1926年)に竣工した、橋長184.7m・幅員25.6mの三径間カンチレバー式タイドアーチ橋で、建設当時の日本国内では最高水準の強度を持つ鋼材「デュコール鋼」が用いられました。
最初に橋が架けられたのは江戸時代の元禄11年(1698年)にさかのぼり、幕府の史書『御実紀』にも記録が残る、隅田川屈指の歴史を持つ橋です。
日没から21時まではライトアップも行われ、夜の散策にもおすすめです。
参考:中央区公式サイト
新川の観光スポット・神社仏閣
新川と隣接エリアには、江戸時代からの歴史を伝える神社も点在しています。
新川大神宮
新川大神宮は、寛永2年(1625年)に慶光院周清上人が徳川2代将軍から屋敷を賜り、邸内に伊勢神宮の遥拝所を設けたことに始まる神社です。
明暦の大火で焼失後、現在の新川の地に移り、水運の便がよいこの地で酒問屋が集積したことから、酒問屋・酒造家の守護神として篤く崇敬されてきました。
毎年12月には、灘や伏見の酒蔵から届く樽酒の量り売りを行う「樽酒祭」も開催されています。
〒104-0033 東京都中央区新川一丁目8番17号
鐵砲洲稲荷神社
新川から南高橋を渡ると、鐵砲洲稲荷神社(湊一丁目)に行けます。
平安時代の承和8年(841年)、凶作に悩んだ人々が産土神を祀ったことに始まる古社で、その後幾度かの遷座を経て、明治元年(1868年)に現在の地に移りました。
江戸時代には廻船が行き交う港の神社として「湊稲荷」とも呼ばれ、歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれています。
年間を通じてさまざまな神事が執り行われますが、特に有名なのが毎年1月第2日曜に行われる「寒中水浴大会」です。
昭和30年から続くこの禊祓神事では、男性は白鉢巻に褌姿、女性は白装束で、宮司のお祓いの後に氷柱の浮かぶ水槽に入り、一年の無病息災を祈願します。
〒104-0043 東京都中央区湊1-6-7 03-3551-2647
新川の商業施設
新川エリアには大型商業施設がないため、買い物には少し足を伸ばすのがおすすめです。
深川ギャザリア
深川ギャザリアは、新川から永代橋・門前仲町方面を経て木場エリアにある複合施設です。
徒歩だと距離があるため、自転車があると気軽に行き来できます。
イトーヨーカドー木場店を中心に、映画館やフィットネスクラブ、レストランなどが揃う、オフィスビルと商業施設が融合した大型施設です。
東京都江東区木場一丁目 最寄り駅:東京メトロ東西線 木場駅
参考:深川ギャザリア公式サイト
リンコス リバーシティ店
新川エリアはオフィスビルが多くコンビニは充実していますが、生鮮食品や日用品を買いたいときはリンコス リバーシティ店が便利です。
新川から中央大橋を渡ってすぐの場所にあり、夜22時まで営業しているため、仕事帰りでも買い物がしやすいスーパーです。
〒104-0051 東京都中央区佃1-11-8 リバーシティ21ピアウエスト 03-3532-0321 営業時間 10時~22時
新川の公共施設一覧
公共施設は民間施設に比べて低コストで利用できるため、近くにあると便利です。新川周辺の主な公共施設をまとめました。
| 施設名 | 特徴 | 住所・電話 |
|---|---|---|
| 新川区民館 | 和室・洋室あり、会議や研修に利用可 | 新川126-1/03-3551-7000 |
| 中央区立新川児童館 | 学童保育施設 | 新川2-13-4/03-3553-2084 |
| 越前堀児童公園 | キャッチボール場あり | 新川1-12-1 |
| 中央区立シニアセンター | 50歳以上向けの多目的施設 | 佃1-11-1/03-3531-7813 |
新川エリアの不動産的な魅力|オフィス移転先としての利点
観光や散策で新川を訪れると、この街がオフィス移転先としても優れた条件を備えていることが見えてきます。
複数路線が使えるアクセスの良さ
新川自体には鉄道駅がありませんが、東京メトロ日比谷線・東西線の茅場町駅、日比谷線・JR京葉線の八丁堀駅がいずれも徒歩圏内にあります。
日比谷線は北千住方面・六本木方面、東西線は大手町・中野方面、京葉線は東京駅・舞浜方面へと直結しており、複数路線を使い分けられる利便性の高さは、取引先や来客の多いオフィスにとって大きなメリットです。
隅田川に面した快適なオフィス環境
新川公園や隅田川テラスといった水辺の緑地が徒歩圏内にあることで、オフィスワーカーが休憩時間に散策したり、気分転換をしたりしやすい環境が整っています。
オフィスビルとタワーマンションが共存する再開発エリアのため、周辺には飲食店やスーパーなどの生活インフラも充実しており、働きやすさと暮らしやすさを両立できるエリアです。
よくある質問(FAQ)
Q. 新川は何区にありますか?
A. 新川は東京都中央区に位置するエリアです。
Q. 新川に駅はありますか?
A. 新川という名前の駅はありません。最寄り駅は東京メトロ日比谷線・東西線の茅場町駅、または日比谷線・JR京葉線の八丁堀駅です。
Q. 隅田川テラスとは何ですか?
A. 隅田川沿いに整備された散策路・親水空間の総称で、新川では新川公園がその一部を構成しています。
Q. 新川で見どころとなる観光スポットは?
A. 隅田川に面した新川公園、国指定重要文化財の永代橋、酒問屋の守護神として知られる新川大神宮などが代表的な見どころです。
まとめ
新川は東京都中央区、隅田川沿いに位置するエリアです。
新川公園を中心とした隅田川テラスの景観や、永代橋・新川大神宮といった歴史的な名所を楽しめる一方、オフィスビルとタワーマンションが共存する再開発エリアとしての顔も持っています。
複数路線が使えるアクセスの良さと水辺の快適な環境から、オフィス移転先としても注目のエリアです。



