働き方改革が実施されるにあたって、いかに効率良く作業をするかは会社の課題です。この課題の解消方法として、東京の賃貸オフィスで導入が加速しているのがデュアルモニターです。

そこで本記事では、ディアルモニターを導入するメリット・デメリットや、モニター選びのコツなどを紹介します。

デュアルモニターとは?

デュアルモニターとは?

デュアルモニターとは、パソコンのモニター左右または上下に配置し、同時に2つのモニターを使用することです。デュアルモニターのほか、デュアルディスプレイやマルチモニターとも呼ばれます。

同時に2つのモニターを使うことで、情報の表示領域が上がり作業が進みやすくなると言われています。

デュアルモニターのメリット

ここでは、ディアルモニターのメリットを2つ紹介します。

1.広い画面で作業効率アップ

パソコンの出力端子に2つのデュアルモニターを接続することで2画面出力ができ、広い画面で作業をすることができます。デスクトップだけではなく、ノートパソコンにも接続可能な機種があるので、使いたいときには確認が必要です。

専門のソフトを使用しているデザイナーやエンジニアなどは、ソフトが入っているパソコンを接続するだけで2つの画面を使用して作業を行えます。画像やイラストの編集をしたり、図面を作成するにあたって、画面の中でデータを複数開くときも便利です。

2.画面を切り替える必要がないのでストレス軽減

使い方として、メイン画面で作業をしてサブ画面で調べ物をする方が多くなっています。

1つの画面の中で複数アイコンを開いたりデータを開いたりしていると、処理が重くなってしまって作業スピードが落ちます。画面を何回も切り替える必要があることから、間違えて必要なデータを消してしまうアクシデントも起きる可能性があります。デュアルモニターにすれば、データを失う危険やタブの切り替えのストレスから解放されます。

デュアルモニターのデメリット

次に、ディアルモニターのデメリットを2つ紹介します。

1.スペースをとる

東京の賃貸オフィスでデュアルモニターをすると机の上がかなり手狭になります。仕事をする時、机の上がパソコンだけでいっぱいになると、書類整理やパソコン以外の作業の邪魔になったり、マウスやキーボード、周辺機器を置くスペースがなくなったりするので、事前にモニターのサイズを確認する必要があります。ハードディスクやプリンターなど、今まで机の上に置けていた物が置けなくなった場合、棚の設置をしなければならない場合も出てきます。

2.コストがかかる

もう1台パソコンを用意する必要があるので初期費用がかかります。モニターを並べることで電源コンセントを追加で購入する必要性が生じ、電気代が増えます。

また、デスクトップのようなモニターにするのか、モバイルモニターにするのかなどでかかってくる費用も変わってきます。出力端子も利用するモニターによって適切な物が異なるので注意しましょう。

 デュアルモニターの選び方

デュアルモニターの選び方

ここでは、ディアルモニターの選び方のポイントを2つ紹介します。

モニターの大きさで選ぶ

デュアルモニターにする場合、画面の大きさを2つとも同じ大きさにするのか、それともサイズを変えるのかは、作業をするにあたってとても重要です。長時間の作業をする際に目の疲労を抑えるためには、サイズごとの特徴を考えると選びやすくなります。

視野距離はモニタサイズの1.5倍と言われているので、それを踏まえてモニターの大きさを決めていきます。同じ大きさは目線の移動が横になるためスムーズで見やすく、目も疲れにくくなります。費用によって同じモニターを用意することが困難なときは、なるべくサイズが近いものを用意します。スペースの問題があるときには、長方形と正方形にする、2つとも長方形にしてサイズをメインとサブで変えるなど、様々な方法があります。

作業内容や使い方によっては、モニターのフレームも幅があるのとないのとでかかるストレスが変わってくるため、選ぶ際のポイントになります。

モニター(液晶パネル)の種類(TN,VA,IPS)で選ぶ

モニターの種類は主に3つあります。TN方式、VA方式、IPS方式です。

TN方式は反応が速くゲームに最適と言われている反面、見る角度によっては色合いが変わってくるので大型ディスプレイには向いていません。

VA方式は電源をオフにした際、バックライトを完全にシャットダウンすることできれいな黒が出ます。そのため高いコントラストを表現することができ、パソコンやテレビに使用されています。

IPS方式は広い視野角を持ち、色変化が少ないことからテレビやパソコンに最も使用されている方式です。反応速度が遅いのはデメリットですが、画面の発色が良いことから医療機器にも利用されています。デュアルモニターとして使用するにあたり、コストや特性がそれぞれ違うので、適したモニターを選びましょう。

まとめ

デュアルモニターにすることで、机の上の場所をとったり初期費用がかかったりすることもあります。しかし、作業内容によっては1台では画面の限界があり、高度なCPUを使用したりメモリーの容量を増やしたりする必要性に駆られることもあるでしょう。そのような場合は、総合的に見ると2台を使用した方が作業効率は向上します。

同じ種類のモニターではないことで、解像度が変わってしまい見づらくなるときもありますが、画面の解像度の設定から変更ができるので問題はありません。

デュアルモニターは東京の賃貸オフィスを中心に増えてきています。スペースをうまく使い、デュアルモニターを導入して作業の生産性を上げましょう。