ガラス張りの会議室は、新進気鋭の企業が導入しているケースもよくあります。社内のオープンな雰囲気を作るだけでなく、社員同士の活発なコミュニケーションを喚起するなど、導入をすると様々なメリットが得られます。

会議室をガラス張りにする3つのメリット

会議室をガラス張りにする3つのメリット

ここでは、会議室をガラス張りにするメリットを3つ紹介します。

1.コミュニケーションの活発化

会議をしている社員の顔が外から見える空間では、そうでない場合に比べて社員同士の間に信頼関係が構築されやすくなります。どこで誰がどんな顔をして、どんなことを話し合っているのかがすぐに分かるような透明性の高い空間は、不透明な空間よりも社員が他の社員に対して安心感をもって接しやすくなるからです。社員間で信頼関係を築くことができれば、自ずとコミュニケーションも活発になってきます。

2.新たなアイディアが生まれやすい

コミュニケーションが活性化されることにより、社員が互いに心を開いて話し合えるため、活発な議論が喚起されます。すると、新たなアイディアや発想が生まれやすくなります。イノベーションを起こす可能性を高められるとあって、事業成功のためにぜひ活用したいと考える経営者は増えています。

3.社員のモチベーションアップ

社員同士が信頼しあい、コミュニケーションが円滑にとれていると、社員の仕事に対するモチベーションが高まります。また、会議中に外から見られているという意識が、会議に参加する社員の気持ちを引き締めます。

さらにガラス張りの会議室があるオフィスは一般的におしゃれでクリーンなイメージが強いことから、そのようなオフィスで働けている事実が社員のやる気をアップさせる効果もあります。このように数々のメリットが挙げられるので、東京の賃貸オフィスでも人気となっています。

会議室をガラス張りにする3つのデメリット

次に、会議室をガラス張りにするデメリットを3つ紹介します。

 1.社外秘の内容や個人情報が外部に漏れる可能性がある

ガラス張りの会議室のデメリットとしては、外の廊下にいる人からプレゼンの内容を書いたホワイトボードやディスプレイが丸見えになる点が挙げられます。特にお客様の個人情報や社内情報を取り扱う会議を行う際は、社外の来訪者の目に触れないように充分に配慮する必要があるでしょう。

 2.外から見られているため、議論に集中しづらい

会議中、自分の姿を外から人に見られている感じがして、議論になかなか集中できないと感じる人もいます。外にいる人は多くの場合会議室に視線がいくので、プレゼン中に外から見られていると恥ずかしいという声もあります。プライバシーの確保も問題点の一つです。

3.遮音性が低い

会議室と執務エリアが近い場合、「会議室から漏れる声が気になって、業務に集中できない」というケースが発生することも考えられます。また、会議内容や個人情報が外へ漏洩するリスクにも注意しなければいけません。

会議室をガラス張りにするデメリットを解消するには?

会議室をガラス張りにするデメリットを解消するには?

1.活気ある会社を印象付けられる

ガラス張りの会議室は社外からの来訪者に良い心象を与える効果が期待できます。そのため、東京の賃貸オフィスの借主の中でも、特に来訪者の多い会社で人気となっています。光が通り抜けるようなオープンで明るい雰囲気があり、活気ある会社であると印象付けられます。

2.おしゃれなオフィスになる

デザイン性が高く、クラス感やスタイリッシュさを印象付けたい場合に最適です。様々な素材や色との親和性が高いのも、ガラスの良いところです。例えばマホガニー材のようなダークブラウンの重厚感があるオフィス家具とコーディネートすると、高級感がある中に明るい透明感をプラスすることができます。また、白を基調としたオフィスの中に会社のイメージカラーを使ったインテリアをちりばめておいて、ガラス張りで見晴らしをよくすれば、イメージカラーを引き立たせることが可能です。会社の個性を打ち出したいオフィスにおいて、空間づくりに役立ちます。

3.オフィスを広く見せる

スペースが限られるオフィスでは、工夫をして少しでも閉鎖的な雰囲気にならないよう気を配りたいものです。ガラス張りにすると、視線を遮らず開放的になり奥行き感が出て、オフィス全体が広く感じられる効果があります。広くておしゃれなオフィスの会社というイメージは、会社のブランディングにつながります。床面積の狭いオフィスにこそ取り入れたい間仕切りアイディアです。

まとめ

社内のコミュニケーションを活性化させるだけでなく、社外からのお客様にも明るい印象を与えられるのがガラス張りの会議室です。働く現場の環境を整える際に、ぜひ導入を検討してみてください。