銀座は日本を代表するショッピングストリートであり、最先端のファッションやトレンドを堪能できる百貨店や大型商業施設が次々に誕生しています。
また、歴史や文化に触れることのできる劇場や美術館などもあり、若者からシニア世代まで幅広く楽しめるスポットが充実しているエリアでもあります。
今回は銀座を訪れたならばぜひとも立ち寄りたい観光スポットや商業施設、公共施設などをご紹介しますので、お出かけの際にはぜひ参考にしてください。

銀座でおすすめの観光スポット

銀座の歴史、文化を感じられる場所はどこなのでしょうか。
ここでは、銀座に訪れた際にはぜひ行っておきたい観光スポットをご紹介していきます。

歌舞伎の聖地「歌舞伎座」

銀座でぜひとも訪れたい観光スポットとは?商業施設や公共施設もあわせてご紹介

東銀座駅の目の前にある「歌舞伎座」は1889年に開場した歌舞伎専用の劇場です。
1年を通してほぼ毎日歌舞伎が行われているので、いつ訪れても歌舞伎を楽しめる貴重な劇場です。
これまで火災や老朽化などで4度の修復や改築が行われていて、現在の建物は隈研吾氏による5代目の建物となります。
建物の内部はエスカレーターやエレベーターが完備され、舞台装置も最新のものが取り入れられていますが、外観は昔の様子を可能な限り残していて歴史を感じられます。
建物は東銀座駅と直結しているので、雨の日でも移動が簡単ですし、お土産売り場の商品ラインナップも充実していて歌舞伎ファンには非常に魅力的なスポットといえるでしょう。

歌舞伎座のホームページ

日本のさまざまな伝統芸能が楽しめる「新橋演舞場」

銀座でぜひとも訪れたい観光スポットとは?商業施設や公共施設もあわせてご紹介

銀座6丁目にある新橋演舞場は、1925年花柳界の「東をどり」を発表する場として設立された劇場です。
花柳界は一見さんお断りが一般的ですが、新橋演舞場では誰もが気軽に演舞を楽しめることから人気となりました。
現在では歌舞伎や新派、新喜劇など幅広い芸能を楽しめるほか、ミュージカルの公演なども行っています。
また、新喜楽や吉兆など、有名料亭の料理を味わえるのも魅力のひとつで、食事やお弁当の購入を目的に訪れる人も多く見られます。

新橋演舞場のホームページ

100年前の味が堪能できる「資生堂パーラー 銀座本店レストラン」

洋食レストランの先駆けとして100年以上の歴史を持ち、今でも伝統的なメニューを味わえるレストランとして人気なのが資生堂パーラー 銀座本店レストランです。
銀座は資生堂が創業した場所であり、その場所に建つ東京資生堂ビルの4階・5階にお店があります。
レストランでは、当時の味を受け継ぐカレーライスやミートクロケット、オムライス、ビーフシチューなどのメニューがあり贅沢な時間を過ごせます。
また3階のカフェでは、資生堂パーラーの開業時に販売されていたソーダファウンテン、オリジナルの自家製ケーキなどのメニューも提供されているのでおすすめです。

資生堂パーラー 銀座本店レストランのホームページ

銀座でおすすめの商業施設

銀座といえば、国内外のハイブランドショップや大型商業施設を堪能できるのも大きな魅力でしょう。
ここからは、銀座に行ったらぜひとも訪れたい人気の大型商業施設をご紹介していきます。

銀座のランドマークとして親しまれる「銀座三越」

銀座といえば「三越」を思い浮かべるという人も多いでしょう。
1930年に創業し90年以上の歴史を誇る老舗百貨店であり、正面入り口のライオン像や外壁を彩る銀座シャンデリアは、銀座での待ち合わせ場所の定番となっています。
銀座三越の魅力は、国内外のブランドを幅広く取りそろえていることで、これまで長くファッションの発信基地としての役割も果たしてきました。
また、地下2階・3階のいわゆるデパ地下も銀座三越の大きな魅力であり、とくに三越オリジナルのスイーツは長きにわたって高い人気を誇っています。

銀座三越のホームページ

ガラス張りの外観が美しい「東急プラザ銀座」

東急不動産の再開発事業によって2016年に誕生した複合商業施設が、東急プラザ銀座です。
数寄屋橋交差点に面する地上11階・地下2階の建物は、外観が江戸切子をイメージしたガラス張りとなっていてデザインが非常に美しく、銀座の新しいランドマークにもなっています。
店内には125の店舗が出店され、そのほとんどがファッションブランドのショップです。
日本初出店のブランドも多いため、ファッション愛好家から高い人気を誇っています。
また、国内最大級のロッテ免税店があることから、外国人旅行客が多く訪れるのも特徴です。

東急プラザ銀座のホームページ

銀座で最大規模の商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」

銀座で最大規模の商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」

元々は松坂屋銀座店があった銀座6丁目に建つGINZA SIX(ギンザシックス)は、地上13階・地下6階、総店舗数240という銀座エリアでも最大規模を誇る複合商業施設です。
ハイブランドの旗艦店が多く出店しているのが大きな特徴であり、世界中のラグジュアリーブランドが集結しているといっても過言ではありません。
GINZA SIX(ギンザシックス)のもうひとつの特徴が、見た目でも楽しめるアートです。
施設内は中央部分が吹き抜けとなっていて、スペースには著名な芸術家によるビジュアルアートが展示されています。
地下3階には渋谷から移築された能楽の舞台「観世能楽堂」があり、伝統芸能を身近に楽しむ場所としての役割も担っています。

GINZA SIXのホームページ

銀座でおすすめの公共施設

最後に、国や地方公共団体などが設立・運営している、銀座のおすすめ公共施設をご紹介します。
銀座に拠点を構える際には、どれも生活に大きく役立ってくれる場所ばかりです。

郷土資料館を併設した区立図書館「本の森ちゅうおう」

100年以上の歴史を持つ中央区立京橋図書館が、2022年に複合施設である本の森ちゅうおうへと移転しました。
地上6階・地下1階の施設内には、図書館と郷土資料館が併設されていて、本を読んだり借りたりするだけでなく、常設展示などを見ながら中央区の歴史を学べるのが大きな特徴です。
1階にはカフェや多目的ホールもり、自習室が多く用意されているのも特徴のひとつです。
JRや東京メトロ日比谷線が乗り入れる八丁堀駅から徒歩1分という立地もあり、近隣の会社に勤務するビジネスパーソンの支援施設としても活用されています。

本の森ちゅうおうの施設情報(中央区立図書館のホームページより)

結婚式場やレストラン、多目的ホールなどが利用できる「銀座ブロッサム(中央会館)」

東京メトロ有楽町線の「新富町駅」から徒歩1分の場所にある銀座ブロッサム(中央会館)は、中央区が管理する施設で、指定管理者である松屋グループが運営を行っています。
駅チカの抜群の立地でありながら、比較的リーズナブルな料金で施設を借りられるのが特徴であり、結婚式や二次会、音楽発表会などに多く利用されています。
お笑い芸人のライブや落語家による寄席なども頻繁に開催されているので、ぜひチェックしてみましょう。

銀座ブロッサム(中央会館)のホームページ

デートコースとしても親しまれている「日比谷公園」

デートコースとしても親しまれている「日比谷公園」

日比谷駅から徒歩2分、銀座駅からも5分ほどの位置にある日比谷公園は、江戸時代に松平肥前守の屋敷があった場所です。
明治以降は陸軍の練兵場として使われており、公園としては1903年に開園しました。
敷地面積は東京ドーム4個分にもおよぶ広大なもので、1年を通してハナミズキや紫陽花、金木犀など季節ごとの草木を楽しめます。
公園のシンボルとなっているのは、第二花壇に隣接している大噴水で、10メートル以上も水を噴き上げます。
また、夜になるとライトアップされるため、恋人たちのデートコースとしても人気です。

日比谷公園の施設情報(公益財団法人東京都公園協会のホームページ)

まとめ

今回は、銀座エリアの観光スポットを紹介しました。
銀座はショッピングやグルメを楽しめる大型の商業施設が数多く建ち並び、いつ訪れても賑やかでハイセンスな街であると同時に、伝統芸能や自然にも親しめる魅力的なエリアであることがわかっていただけたと思います。
また、隣接するエリアには日本有数のビジネス街があることから、賃貸オフィスのニーズが非常に高いエリアでもあります。

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