千駄ヶ谷は、新宿や渋谷に接していて、利便性の高い街です。
千駄ヶ谷1丁目から6丁目まであり、広さもあります。
オフィスや住宅も多く、文化施設も充実しているエリアです。
ここからは、千駄ヶ谷の特徴や歴史、交通のアクセスについてご紹介します。

千駄ヶ谷の特徴

ここからは、千駄ヶ谷の特徴について詳しくご紹介します。

緑が多く過ごしやすい

千駄ヶ谷は、東京都渋谷区で新宿区も近く都会に位置していながら、緑を感じられるエリアです。
都会と聞くと高層ビルやコンクリートの道路だらけのイメージも強いですが、緑を感じることができて癒されます。
高層ビルもあまりないため、緑を見渡しやすいのも特徴です。
ビジネス街もありますが、住宅街も多く小さな路地が入り組んでいます。

治安が良い

千駄ヶ谷は治安が良いため、女性も安心して歩けます。
しかし、千駄ヶ谷でも何丁目かによって犯罪発生件数が変わってきますので、注意は必要です。
5丁目はほかの場所よりも飲み屋街が近く、新宿に近いため犯罪の件数は増えてしまいます。
ただ、繁華街が近いこともあり、交番の警察官が日々パトロールをしてくれています。
治安の維持をしてくれているエリアなため安心です。

東京体育館がある

東京体育館がある

千駄ヶ谷駅を降りると、すぐに東京体育館が目に入ってきます。
週末などでイベントを開催している時には、地方からもさまざまな方が来るため混み合います。
しかし、何もイベントがない時にはそこまで混まないため歩きやすいです。

ほぼ新宿のれん街がある

ほぼ新宿のれん街がある

千駄ヶ谷にはさまざまな飲食店をはしごできるほぼ新宿のれん街があり、お酒が好きな方は楽しめます。
もともとは古民家だった場所をリニューアルして作られた場所で、日々賑わっています。
お店も焼き鳥や牛タンなどさまざまな料理を楽しめ、一晩飽きずに楽しめるでしょう。
誰か仲間がいなくても、行きたいと思ったら1人でもプラっと入れるような雰囲気があるため安心です。

新宿御苑外苑がある

新宿御苑外苑がある

千駄ヶ谷には緑が比較的多く癒されます。
思いきり自然を感じたい時には新宿御苑外苑がおすすめです。
広さも58haあり、どこを歩いても自然を堪能できます。
日本庭園だけでなく、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園もあり、さまざまな国の自然を楽しめます。
3月下旬頃になると桜が見ごろになり、見事な景色も堪能できるスポットです。

比較的静かで住みやすい環境

東京は場所によっては賑やかですが、千駄ヶ谷は比較的静かなため住みやすいです。
車や人の交通量も多くはないため、騒音が気になることも少ないでしょう。

飲食店が多く困らない

おいしいものを気軽に食べたい時にも、千駄ヶ谷なら困りません。
飲み屋だけでなく、お手頃な価格で食べられるファストフード店やカフェもたくさんあります。
ランチタイムや営業途中の休憩にも困らないでしょう。

将棋の街でもある

将棋の街でもある

千駄ヶ谷には、東京将棋会館があります。
そのため、将棋の街としても知られています。
聖地としても知られていて、地方からも好きな方が多く訪れるスポットです。
近くには、鳩森八幡神社があります。
こちらは、将棋マンガによく出てくるスポットです。
そのため、東京将棋会館とともに人気があります。

スーパーは比較的少なめ

千駄ヶ谷の場合は大型のスーパーがなく、比較的小さいお店が2件あります。
そのため、品揃えがあるスーパーを求めている方にとっては、不便を感じてしまうかもしれません。
深夜0時まで開いているminiピアゴと夜23時まで営業しているまいばすけっとがあります。
どちらも比較的スーパーとしては長い時間開いているため、会社帰りの遅い時間に買い物をしたい時にも便利です。

コンビニは多くて便利

スーパーは少なめですが、コンビニは多数あります。
セブンイレブンやローソン、ミニストップなどが揃っているので買い物には困らないでしょう。
特にセブンイレブンは比較的広めです。
品揃えも良いので、足りないものがある時にも助かるでしょう。

千駄ヶ谷の歴史

千駄ヶ谷の歴史についてもご紹介します。

千駄ヶ谷の由来の歴史

昔は千駄ヶ谷のあたりが茅野原だったこともあり、日々千駄の茅を刈り取ったことから千駄ヶ谷の名前が付いたと言われています。
この事実は、1800年代前半に編まれた武蔵国の地誌でもある新編武蔵風土記稿に記されています。
ほかにも、太田道灌がこのあたりを巡見した際に稲が千駄もあったため、そこから由来し千駄ヶ谷になったとも言われているようです。

江戸時代の頃

1590年(天正18年)鉄砲隊を率いながら江戸入りの先陣を切った内藤清成が、徳川家康から巨大な敷地を賜りました。
この時の一部が千駄ヶ谷です。
そのため、江戸時代には内藤家の武家泰樹や百姓地がありました。

明治時代の頃

大政奉還などもあり武家屋敷もなくなり、その跡地には町民が住むようになりました。
千駄ヶ谷村のほかに穏田村や原宿村がありましたが、これらすべてが合併することになり、千駄ヶ谷村が誕生しました。

現在に至るまで

昭和時代には今の渋谷区が誕生し、千駄ヶ谷は当時の渋谷町や代々八幡町が合併しています。
千駄ヶ谷の大通りは青山街道と呼ばれ、交通でも重要な役割を果たしていました。
千駄ヶ谷の大通りは戦前は特に賑わっていて、芝居小屋もありました。
昭和7年頃に千駄ヶ谷の1丁目から5丁目までを起立させ、その後もともと千駄ヶ谷大谷戸町を千駄ヶ谷6丁目としています。

千駄ヶ谷交通アクセス

千駄ヶ谷交通アクセス

千駄ヶ谷の交通アクセスは便利で、主要な駅までも30分以内で行けます。
用事がある時も不便で困るようなことはないでしょう。
主要な駅では、新宿駅まで約5分とすぐに行けます。
ほかには、渋谷駅まで10分程度、池袋駅には約15分です。
品川駅は少し遠くなりますが、それでも約30分程度で到着します。
複数の路線が入っているわけではありませんが、中央総武線が使え、2~3分間隔で運行しています。

そのため、来た電車に乗り遅れたとしても、待っていればすぐに到着するため問題ありません。
通勤通学で利用する場合も、夜遅くまで運行しているため便利です。
深夜の0時を過ぎても運行しているため、残業や飲み会などで遅くなった時にも困りません。

もしJR山手線に乗って主要な駅に行きたい時には、近くの代々木駅まで歩いていくのもおすすめです。
千駄ヶ谷駅から歩いて15分程度で着きますので、そこまで遠くはありません。
ほかにも、北参道駅まで徒歩10分で行くことができ、ここから東京メトロ副都心線に乗って移動も可能です。

千駄ヶ谷のオフィス賃料相場

千駄ヶ谷でオフィスを借りる際、どの程度の賃料が相場かご紹介します。
近くの代々木駅や新宿駅に比べるとそこまでオフィスの数は多くありません。
気に入ったものがあれば、早めに手続きをすると良いでしょう。
20~30坪の場合は18,500円、30~50坪の場合は20,000円が相場です。
比較的この程度の坪数であれば、千駄ヶ谷でもいくつかあります。
50~100坪の相場は24,000円で、100坪や200坪など広めのオフィスはほとんどありません。
50坪以下の物件に比べると少なくなります。

まとめ

千駄ヶ谷は、駅から出ている路線が1つしかありませんが、主要駅まで近いので利便性が高い地域です。
新宿や渋谷の中心街にもすぐ行けます。
休日やイベントがある時には人で混雑しますが、ほかは比較的静かなため駅も混雑しにくく楽です。
スーパーは比較的小さく少ないですが、その分コンビニが多く便利です。
飲食店にも困らないですし、東京にいながら緑や自然を感じられます。
治安も良く環境が整っているエリアです。

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