お茶の水は利便性が高く、本の街や学生の街として有名です。
電車でどこかへ移動したい時にも便利で、JR中央線や総武線、東京メトロの丸の内千や千代田線が通っています。
こちらの記事では、お茶の水の特徴や歴史、交通アクセスなどについて詳しくご紹介します。

お茶の水の特徴

お茶の水は千代田区をはじめ、神田地区や文京区の一部を含んだ地域です。
中心には御茶ノ水駅があります。
ここからは、お茶の水の特徴について詳しくご紹介します。

大学が集まっている

大学が集まっている

東京都にはさまざまな大学がありますが、お茶の水には特に集まっています。
明治大学をはじめ、日本大学や東京医科歯科大学、順天堂大学などがあります。
ちなみに、お茶の水女子大学は、東京都文京区大塚エリアです。
特にお茶の水といえば、明治大学が有名です。
在籍している学生だけでなく、大学図書館でもある明治大学米沢嘉博記念図書館は、一般の人も気軽に入って楽しめます。

本屋が充実している

本屋が充実している

お茶の水は本屋が多いのですが、中でも古書を扱うお店が充実しています。
一般的な大型店ではなく、昔からある小型の店舗が複数あります。
大型店で販売されている本と比べ、専門性の高い古書が充実しているのが特徴です。
文学や自然科学から洋書までさまざまあります。
お店によって扱っている本も違うため、自分が目的としている古書にも出会いやすいでしょう。
古書を販売しているお店ばかりではなく、大型新刊店もあります。
ほかの地域まで行かなくてもお茶の水エリアで欲しい本は揃えられます。

山の上ホテルがある

山の上ホテルがある

歴史を感じさせる山の上ホテルは有名で、川端康成や三島由紀夫などの昭和の作家が利用した場所でもあります。
作家は執筆活動に集中しなければなりませんが、有名な作家たちに山の上ホテルは人気がありました。

喫茶店が充実している

喫茶店が充実している

少しホっと一息ついてゆっくりしたい時にピッタリな喫茶店が充実しています。
古書をはじめとした、お気に入りの本をじっくりと読む際にもおすすめです。
東京で初めて紅茶専門の喫茶店としてオープンした「Tea House TAKANO」やレトロな雰囲気が漂い多くの学生に愛されている「さぼうる」などがあります。
ほかにも名店が数多くあり、その時の気分で選ぶのも楽しいでしょう。

飲食店が多く楽しめる

飲食店が多く楽しめる

お茶の水にはさまざまな飲食店があるため、食べ物で困ることはありません。
気軽に立ち寄れるファストフード店や居酒屋などがたくさんあります。
B級グルメも揃っているため、料金がそこまで高くありません。
学生でも気軽に食べられます。
本格的でおいしいカレー屋も充実していて、家では味わえないような本場の味が楽しめるのも特徴です。

スパイシーな味を堪能できるエチオピアや欧風カレーがおいしいボンディなどがあります。
なぜカレー屋がお茶の水に充実しているかというと、片手に本を持ち読みながら気軽に食べられるためではないかと言われています。
そのため、カレー専門店はお茶の水界隈だけで30店舗前後もあり、どのお店も人気です。

お茶の水ソラシティ

お茶の水ソラシティ

お茶の水ソラシティは、さまざまなお店が充実していて便利な複合施設です。
ここに来れば、ほかに行かなくても買い物をすべて終わらせられます。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアがあり、おいしいものを食べたい時に気軽に立ち寄れるレストラン街も充実しています。

のんびりしたい時には、カフェもおすすめです。
お店や飲食店だけでなく、屋上にはテラスがあります。
ここからは、お茶の水エリアの美しい景色を堪能できます。
疲れた時にも、景色を見ながらゆっくりと休憩ができ癒されるでしょう。

御茶ノ水駅周辺も医療施設が充実している

御茶ノ水駅周辺も医療施設が充実している

スーパーやコンビニなどが御茶ノ水駅周辺には充実していますが、医療施設もあるので急に具合が悪くなった時にも安心です。
大学病院や個人の医院、クリニックがあります。
特に、大学病院がほかのエリアに比べて充実しているため、トップクラスの診療も受けられます。

お茶の水の歴史

お茶の水は、江戸時代は武家屋敷ばかりでした。
そこから発展していき、今では大学や専門学校、飲食店やスーパーなどの施設が充実しています。

1935年から

お茶の水は、国内最大規模の楽器店の街としても知られていますが、谷口楽器店が1935年に浅草でオープンしていたお店を移転したことがきっかけになります。
学生が多いことを理由に、1941年に明治大の近くに移転しました。
フォークソングやエレキギターなど数々の楽器ブームの影響もあり、谷口楽器店は発展していきます。今では聖地巡礼の場所ともなり、多くの人が遊びに来ています。

渓谷風の地形に造られたきっかけ

お茶の水は、渓谷風の地形に造られていますが、これは水害防止を施すために人工的に作られた渓谷なのです。
行われた時代は、江戸幕府第2代将軍徳川秀忠の時です。
このことがきっかけで、北川にあった高林寺境内の湧き水を秀忠に献上したことにより、お茶の水の由来になったとされています。

御茶ノ水駅の歴史

御茶ノ水駅は、1889年に甲武鉄道会社が中央線を開通したことをきっかけに、1904年に飯田町からお茶の水までの路線が開通しました。
今の場所に御茶ノ水駅があったわけではなく、もう少し新宿寄りのお茶の水橋の反対側に存在していたのです。

お茶の水の交通アクセス

お茶の水は、さまざまな場所へ行きやすくアクセスが良いです。
通勤や通学などで困ることはないでしょう。

3本の路線が通っている

御茶ノ水駅があり、こちらは3本の路線が通っているためさまざまな場所に行けます。
「JR中央・総武線」「JR中央線」「東京メトロ丸ノ内線」があります。
特に東京駅までは乗り換えなしで5分もすれば着くため、新幹線を利用する時も楽です。
御茶ノ水駅がある場所は利便性の高いところでもあり、歩いて水道橋駅や秋葉原駅までも行けます。

新御茶ノ水駅もある

御茶ノ水駅から歩いて徒歩1分の場所には新御茶ノ水駅もあります。
ここからは、「メトロ丸ノ内線」「千代田線」と2本の線に乗れるため便利です。

池袋や新宿までもすぐに着く

東京駅までも近いのですが、ほかに池袋駅や新宿駅までも乗り換えなしで行けます。
どちらも約10分前後で着くため、用事があっても困らないでしょう。
渋谷駅や品川駅までは乗り換えが1回必要ですが、20分程度で着きます。

お茶の水のオフィス賃料相場

お茶の水のオフィス賃料相場

ここからは、お茶の水でオフィスを借りる際の賃料の相場についてご紹介します。

30坪以下や30~50坪の場合

30坪以下の賃料相場は、1坪15,965円です。
30~50坪の場合は1坪19,295円です。

50~100坪

50~100坪となると1坪22,275円です。
50~の坪数になると、多少選べる和も増えてきます。
ただし、近くの神田よりは選べる賃貸オフィスは少ないため、早いもの勝ちです。

100~300坪や300坪以上

100~300坪の場合1坪21,330円です。
300坪以上の場合は1坪19,550円になります。
100~300坪は選べるくらいのオフィスがありますが、300坪以上となると少なくなるため、狙っているなら早めに探しましょう。

まとめ

お茶の水は学生が多く、さまざまな大学があります。
東京医科歯科大学や順天堂大学もあり、高度で質の良い医療を受けられるため安心です。
病院は個人のクリニックや医院も充実しています。
喫茶店や古書店、飲食店もありますし、スーパーやコンビニも多数あるため生活に困りません。
さらに、御茶ノ水駅は「JR中央・総武線」「JR中央線」「東京メトロ丸ノ内線」の3路線が通っているためどこかへ行く際にも便利です。
オフィスに通う際にも利便性の高さを実感できるでしょう。

【神保町・お茶の水】の賃貸オフィスはこちらから。

【御茶ノ水駅】の賃貸オフィスはこちらから。

【新茶ノ水駅】の賃貸オフィスはこちらから。